機械安全

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動力装置のベルトシフタ(belt shifter)

ベルトシフタ(belt shifter)とはベルトシフタとは、動力伝達用の平ベルト(flat belt)を、複数のプーリ(滑車)間で切り替える装置のことを指します。工場の屋根裏や天井近くに設けられたラインシャフト(中軸)などから、各工作機械...
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モジュールAで進めるCEマーキング

CEマークにおける「モジュールA」とは、EU指令の必須要求事項に適合させるための評価手法の一つで、「内部生産管理」を指し、製品の製造者が全ての責任を負って技術文書を作成し、自己評価によって適合性を確認する方式です。他の評価モジュールと異なり...
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機械規則(Regulation (EU) 2023/1230)のEU適合宣言書

欧州の機械規則に基づく機械製品のEU適合宣言書の書き方機械規則(Regulation (EU) 2023/1230)は、従来の機械指令(Directive 2006/42/EC)を置き換える新しい規則であり、2023年6月14日に欧州議会と...
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「危険源の同定」と「危険源の特定」は同じ意味

同定、特定、抽出に違いはありません、ISO 12100の日本語翻訳を行う時に "identify hazards"をどのような日本語に当てはめたのか、それだけの話です。
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機械指令と低電圧指令は一緒に適合宣言できない!

はじめにEU市場に製品を投入するためには、CEマーキングを付け、EUの指令や規則に適合していることを宣言する必要があります。その際に発行するのが「EU適合宣言書(Declaration of Conformity, DoC)」です。ところが...
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CEマーキングの自己認証、第三者認証、自己宣言の違いを解説!

認証機関(ノーティファイドボディ)の関与があるかどうかが、「自己認証」と「第三者認証」を区別する最大のポイントです。そして重要なのは、いずれの方法を選んだ場合でも、最終的にEU適合宣言書(DoC: Declaration of Confor...
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CEマーキングが必要な国・地域は?

CEマーキング(CE Marking)は、EUの新アプローチ/整合規格に基づく対象製品をEU域内に置く際の“適合宣言のしるし”です。CEが必要な地域は次のとおりです(一般消費財から産業機器まで、指令・規則の対象となる品目に限る)。EU加盟2...
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特に危険とされる機械リスト(機械指令 付属書Ⅳ)

EUに製品を輸出する際に避けて通れないのが CEマーキング です。その中でも特に注意が必要なのが、機械指令2006/42/ECに含まれる「付属書Ⅳ(Annex IV)」の機械。付属書Ⅳでは「特にリスクが高い」とされる機械がリスト化されており...
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EU指令とEU規則の違い|CEマーキング

はじめに欧州連合(EU)に製品を輸出する際、CEマーキングの取得は必須です。しかし、EUの法律体系は複雑で、「指令(Directive)」と「規則(Regulation)」に違いがあります。この記事では、初心者でも理解しやすいように、EU指...
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合理的に予見可能な誤使用|リスクアセスメント

誤使用は設置・運転・保守・修理・廃棄など、ライフサイクルのいかなる段階でも発生し得ます。設計者は想定される利用者層(例えば非専門者や高齢労働者など)も含めて想定し、リスク評価を行うべきです。