第2回:LEDを光らせてみよう(Lチカ)

つぶやき

前回は「Hello, World!」でPico Wに文字を表示しました。今回は、マイコン学習の定番 LED点滅(Lチカ) に挑戦します。LEDを光らせることで「Pico Wが外部を制御している」ことが実感できますよ。


Pico WのオンボードLED

Raspberry Pi Pico Wには、基板上に小さなLED が搭載されています。

  • 位置:USBコネクタの近く

つまり、外付けの部品を用意しなくても、すぐにLED制御が試せます。

📌 豆知識
Pico(無印)では「GP25」にオンボードLEDが接続されています。Pico Wも同じですが、Wi-Fi制御用に内部的な違いがあるため、MicroPythonでは Pin("LED") と指定して動作します


machine.Pinの使い方

MicroPythonでGPIOを扱うには、machine.Pin クラスを使います。

from machine import Pin

# 出力用ピンを定義
led = Pin('LED', Pin.OUT)
  • Pin('LED', Pin.OUT) → ‘LED’を 出力 として使用
  • led.value(1) → LEDを点灯(HIGH)
  • led.value(0) → LEDを消灯(LOW)

点灯・消灯のサンプル

from machine import Pin
import utime

led = Pin('LED', Pin.OUT)

# 点灯
led.value(1)
utime.sleep(2)

# 消灯
led.value(0)

👉 このコードを実行すると、LEDが2秒間だけ点灯して消灯します。


点滅(Lチカ)プログラム

では、点灯と消灯を繰り返して「チカチカ」させましょう。

from machine import Pin
import utime

led = Pin('LED', Pin.OUT)

while True:
    led.value(1)      # 点灯
    utime.sleep(1)    # 1秒待つ
    led.value(0)      # 消灯
    utime.sleep(1)    # 1秒待つ

実行結果

  • LEDが1秒ごとに点灯・消灯を繰り返す
  • 「点滅速度」を変えたいときは utime.sleep(秒数) の値を調整

GPIOの基本

  • GPIOとは General Purpose Input Output の略
  • マイコンの「信号の出入口」
  • 出力:LED・モーターなどを動かす
  • 入力:スイッチ・センサーの値を読む

今回は 出力制御 の最初の例でした。


ループ処理と時間制御

  • while True: → 無限ループ(ずっと繰り返す)
  • utime.sleep(1) → 1秒待つ

📌 この「ループ+待ち時間」を理解すると、センサー監視や周期動作などの基本動作が作れるようになります。


まとめ

  • Pico WにはオンボードLEDがある
  • machine.Pin でGPIOを制御できる
  • value(1) → 点灯、value(0) → 消灯
  • utime.sleep() で時間を調整して点滅できる

参考リンク


✅ 次回(第3回)は「ボタン入力でLEDを制御」します。入力(スイッチ)と出力(LED)の組み合わせで「押したら光る」仕組みを作っていきましょう。


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