ショットピーニング (Shot Peening) とは

労働安全

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ショットピーニングとは

部材の表面に圧縮残留応力を与えるために無数の鋼鉄あるいは非鉄金属の小さな球体を高速で金属表面に衝突させ塑性変形による加工硬化を生じさせる噴射加工の一種です。

表面の加工硬貨、圧縮残留応力の付与により、疲労強度、耐摩耗性、耐応力腐食割れ性が向上します。

 

ショットピーニング加工により

  • 溶接や熱処理などで発生する引張残留応力を圧縮残留応力に換えることで応力腐食割れを防止することができます。
  • 疲れ強さが向上することで、設計段階で部材の厚みを薄くすることが可能となり軽量化を図ることができます。
  • 被加工材を塑性変形させることで表面の硬さが増大します。
  • 微小な球状の痕はミクロプール・ディンプル効果により耐摩耗性及び潤滑性の向上に寄与します。

 

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